発達障害児の子育ては叱らないで褒める
発達障害児であっても健常児であっても、子育ては叱らないで褒める方がいいと私は思っています。
「叱る」「叱られる」というのは
親にとっても子どもにとっても良い気持ちはしませんね。
それよりもできたことを褒められた方が、やる気もUPすると思うんです。
発達障害児の情報の受け止め方
発達障害は、脳の機能障害と言われています。
情報の受け止め方が普通の人と比べると少し違う
最近は、そういう風に解釈しています。
たとえば親が注意したり叱ったりしますね。
そのウラには悪いところを直してもらいたいという思いがあると思います。
その子がダメとか嫌いではなく、悪い行動や言葉を直してもらいたいという気持ちですね。
ところが
発達障害の人はそれを
- 批判された
- 否定された
ととらえる場合があるといわれています。
叱られることというのは「×(いけないこと)」であり、叱られた自分も「×(いけない)人」と思ったりします。
そのために人間関係が悪くなったり、パニックを起こしたりということがあるかもしれません。
自分に対する「自己評価」も下がってきます
注意ではなく、良い例を示して良い方向に導こう
私が発達障害について勉強し始めた頃、こんなアドバイスを受けました。
×(バツ)ではなく、○(マル)の言い方をしなさい
考えてみれば
私たちは悪いところばかり見て、良いところは見ても素通りしてしまうことが多いですよね。
「出来て当たり前」と思ってしまうところがあるのではないかと思います。
ペアレントトレーニング
あるとき、私は1冊の本と出会いました
【送料無料】読んで学べるADHDのペアレントトレーニング
この本では、「子どもの良くない行動は無視して(注意しない)、良い行動を褒めることにより子どもの行動を正しい行動へと導く方法」を紹介しています。内容は難しいことではなく、すぐにでも始められるような実践的な内容ばかりでした。
本を読みながら自己流で試していましたが、それでもすぐに効果が見られました。
その後大学でペアレントトレーニングの講座を受けたりして勉強をしました。その結果、ほとんど家で怒ることはなくなりました。
そうすると、不思議なことに息子のやる気もでてきて、すごく積極的になることができました。
ペアレントトレーニング、おすすめですよ。
よかったら読んでみてください。
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