偏食との闘い-現在進行中
発達障害児の「偏食」は、健常児と比べると
- こだわり
- 感覚の問題
一筋縄ではいかないと感じています。
偏食の状況もお子さんのタイプによって違うと思います。 お子さんの特徴を踏まえたうえでの対策が必要です。
すぐに治るものではないと思っていた方がいいと思います。 小学校3年生になった我が家も「現在進行中」ですから・・・
ウチの子はこんな感じでした
参考までに、我が家の例をご紹介します。偏食のはじまり
偏食が始まったのは、1歳過ぎたころからです。
夏風邪をひいてしまい、2,3日食事がとれなかったのですが、
風邪が治ると食生活が一変してしまいました。
今までは何でも食べていたと思っていたのに
「白ご飯」と「うどん」しか受け付けなくなりました。
偏食がひどかったのは、1歳~3歳くらい。
3歳のとき、療育センターに通園していたのですが、
療育センターでは給食がでます。
その給食が食べられなくて大変でした。
他の子はパクパクと食べてしまい、遊びに行くのに
トモだけはひとり残されて食べていました。
そんな感じだったので、日々の食事は大変でした。
あの頃は何を食べていたんだろう・・・毎日必死だったので
今となってはメニューを思いだせないのですが、いろいろチャレンジしていたと思います。
幼稚園入園-お弁当
幼稚園時代は、週に1度「おべんとう」の日がありました。
お弁当を作るのがとても苦痛で・・・
だって食べられるものが限られているでしょう。
何を入れていいんだか・・・という感じでした。
なんだかワケわからず作ったみたいです。
今思えば、プチトマトなんて、結構本人は辛かったと思います。(汗)
おはしが使えなかったので、フォークで食べれるようにと作ったんじゃなかったかな。
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作り慣れてくると、本人の好みも入れられるようになりました。
当時ヒットしていた「コロコロおにぎり」は、みんなと同じペースで食べ終わるようにスプーンやフォークで口に運びやすくしたものです。
給食の時間
幼稚園では、週に1度のお弁当のほかは、週に4日「給食」でした。
無農薬&減農薬の食材を使い、"粗食"のメニューという幼稚園のこだわりメニューでした。
トモが通っていた幼稚園の特徴は
- 主食はご飯か麺類。パンは一切なし
- 副食に「いりこ」か「めざし」
- 揚げ物類は一切なし。煮物や汁もの中心のおかず
お肉などは汁もののだしに使う程度、ほとんど根菜中心のメニューだったので、食べられないものもあったようです。それでもよくがんばって食べていました。
家での様子
幼稚園では頑張ってくれていたトモでしたが、その当時の食事は大変でした。
毎日が食べられる食材探しの試行錯誤の生活が続いていました。
次男の健太が生まれた頃だったので、赤ちゃんの世話もあり、とにかく大変でした。
そのうち、調理法や味付けの工夫で食べられることがわかってきました。
たとえば、お肉などは、
- 炒めるよりも小麦粉やパン粉をつけてカリッとした歯ごたえにした方がよく食べる
- 厚切りの肉ではなく、しゃぶしゃぶ用の豚肉を折りたたんだ方が、食べやすい
- にんにくのスパイシーな香りが好きで、焼いたお肉にガーリック醤油をたらすとよく食べる etc.
嬉しくて毎日のように作っていたら、飽きられちゃいましたけど・・・ (^_^;
そんな感じで、毎日試行錯誤でしたが、なんとか今までやってきました。
日々の生活もそうですが、食生活も「観察」「分析」が発達障害児との生活にはとても大事だと思います。
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