我が家の場合①~小学校という分岐点
「小学校」という分岐点
子供たちも成長して小学校へ入学する時期を迎えます。
「小学校へ入学する」というのは、ひとつの区切りでもあります。
子どもの誕生~幼児時代は、
親子関係メインで生活してきたと思います。
学校へ通い始めると勉強はもちろんのこと友達関係、集団行動など
大人になって生きていくための社会性なども
勉強していくことになります。
2歳半で「自閉症」と診断された我が子でしたが、
幼稚園に通いながらさまざまな訓練を受けてきました。
訓練のおかげで見た目は普通の男の子になりました。
◆先生やお友達の話を聞くことができるようになりました。
◆話すことも不自由なくできるようになりました。
◆自信を持って行動できるようになりました。
でも・・・
小学校へ入学するとなると、
学校生活についていけるのだろうか・・・
という不安が心の中から消えませんでした。
普通のお子さんを持つお母さんならば、小学校へ入学するというのは
通過点のひとつだと思います。
でも、発達が気になるお子さんをもつお母さんにとっては、
お子さんをどのような環境で過ごさせるのか
考えなくてはなりません。
発達障害児が在籍できる環境は、次の通りです。
・通常学級
・特別支援学級
・特別支援学校
他にも通常学級に在籍しながら「通級教室」に通うというパターンもあります。
小学校入学は進路の分岐点にあたります。
今まで経験したことのない環境でお子さんがのびのびと過ごせるように、お子さんに合った環境について少し考えてみましょう。
幼稚園と小学校は違う
幼児期は、年齢的に大人の手助けが必要な時期です。排泄や着替えなどに大人が手伝うのはおかしいことではありません。
でも、小学生は基本的には自分のことは自分でやることになります。
もともと発達が遅れがちだった我が子が、
他の子のように手際よくできるだろうか・・・
友達関係は?
給食は?
勉強は?
このようなことを、実は年中の頃から悩んでいました。
ちょっと気が早すぎるんじゃないの?
と思われるかもしれません。
我が家は、普通の幼稚園に入れたために小学校についての情報が少なく、入学直前まで悩みました。
そのため、早くから悩んでいたのかもしれません。
でも、今思えば
これが逆によかったんです。
早めに問題意識をもって行動すること
そうすれば、ゆっくりと将来のことを考えることができます。
ここでは、我が家のトモが
・小学校へ入学するまでのヒストリー
・入学までのいろいろな手続き
についてお話したいと思います。
発達障害児のお子さんをもつお母さんたちの参考になれば、幸いです。
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