発達障害の早期療育の必要性

早期発見 早期療育 と言う言葉を聞いたことがありますか?


お子さんの状態が気になるのであれば、
早い時期に診察をうけ、療育を始めましょう!
ということです。


でも、実際には・・・

早期に診断を受けることに抵抗を感じている人が結構います。

なんとか自分たちでやろうと頑張って、疲れてしまっている人、結構いませんか?

診断を足がかりに・・・

ウチの子、なんか違うんだけど・・・

何年も悩みながら子育てしているお母さん、けっこういるんじゃないでしょうか?


子育てに苦労はつきものです。

楽して子育てしている人は、いないと思います。

でも、発達障害児は独特のこだわりや感覚を持っているので、
一般的な育児書のとおりにはいかないことが沢山あります。


お子さんの困った行動について、ダンナ様やお姑さんから
「育て方が悪い」と言われたりしていませんか?

いろんな苦労が親であるあなたにかかってくるとしたら・・・

いつかは心が折れてしまうかもしれません。


心が折れてしまう前に、効率よくお子さんと接する方法を探ってみませんか?

「診断がつく」ということは、
過去に事例が沢山あるということなのです。

診断を受け入れることで、
療育が受けられたり
カウンセリングが受けられたり
その後の選択肢が一気に広がります


そうなると、もうひとりで悩まなくてもいいのです。

同じ悩みをもつお母さんたちと友達になり、情報交換することもできます。
すごく気が楽になります。


発達障害だと診断されると
たいていのひとは、障害という言葉に戸惑い、受け入れることができずにいます。

障害なので、一生治ることはないです。


でもですねぇ・・・訓練を重ねることによって、目立たなくすることができるんです。


それが早期療育なんです。

診断された時期によって受けられる療育が違う

最近、仲良しになった数人のお母さんたちに話をうかがうと、
・2歳半ごろ診断された
・5歳ごろ(保育園で指摘されて)診断された
など、診断の時期がいろいろ違いました。


診断を受けに行った理由も
・子育て中のしぐさや動きが気になって
・保育園で先生に指摘されて
など、いろんなパターンがありました。


診断を受けてどんなことをしてきたかというと
2歳半で診断を受けた人は、
  療育センターの通園クラスに入って訓練をうけています。
5歳で診断を受けた人は、
  保育園が終わった後に療育センターの外来の訓練を受けていました。



我が家も療育センターの通園クラスで訓練をうけました。
これがすごくよかったんです。
トモは、言葉がでなかったので知的障害児のクラスに在籍していました。
トイレや着替えなどの基本的なことや、感覚遊びなどで、
実りある時期をすごすことができました。


5歳で診断された子も、外来の訓練でできることが増えるようになったそうです。

療育プログラムは、年齢によって受けれるプログラムが違います。


小学校入学前後に診断されると、受けられる訓練がぐっと減ってしまいます。

小学校に入っても外来の訓練は、
予約をすれば受けることはできます。
でも、最近の小学校は授業数が増えたため、
学業優先になってしまいます。
そうすると、外来の時間に間に合いません。


しかも、乳幼児期間は訓練費が自治体から助成されるケースが多いのに対して
小学校に上がると自費で費用を払うケースが多いです。

診断を受けることを躊躇している間に、
受けることができる支援が制限されてくるのですから、
ちょっともったいないと思います。

たしかに人目は気になるかもしれませんが、それは一時的なこと。

お子さんがよりよく生活できるためには、
はやくお子さんの特性を理解し、安心して生活できる基盤を作っていくことが
大切だと思います。

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